さて、カップオブエクセレンスからの帰路は、ロンドリーナからサンパウロに行き、そこで乗り換えるのですが、アメリカのシカゴへ行く便が23時出発で、ロンドリーからサンパウロへの便は14時着ですので、時間がだいぶあります。そこで、今回は初めてブラジルに行った時(2004年のCOEの国内審査会)に知り合った、マルコ・スプリーシー(彼はサンパウロ市内に同名のカフェを7店舗展開)に会いに行くことにしました。
サンパウロのガリュロス国際空港からタクシーでおよそ40分。金額で100レアル(約$50)かかる市内の中心部にあります。
久しぶりに会うマルコは、少し太っていました。

まあ、そりゃあそうですよね。8年ぶりですからね。でもあの時(2004年のCOEがお互い初めての参加だった)は、全員ポルトガル語しかしゃべらない環境の中、本当にマルコに頼り切っていましたし、マルコもカッピングが初めてだったようでしたので、お互いに自ずと距離が近くなっていったのを覚えています。
その時にも、マルコのカフェには行きましたので、今回が2度目ですが、印象は全くあのときと変わらない清潔でコーヒーも美味しいままでした。
下が、カフェの様子です。

これが、客席側で、

こちらが、厨房側。
どちらもきれいに整頓されていて、どこから見えても良いようになっています。
焙煎機は相変わらずこのピンクのプロバット25kg。

カフェは、コーヒー豆をかたどったピンクのロゴが特徴。

なかなか素敵です。
あ、そうそう。肝心のコーヒーを紹介するのを忘れてました。

カプチーノ。どうですか? なかなか良いでしょう?
味も、かなりのレベルです。勿論、使っているコーヒーは全てブラジル産ばかり。
マルコ自身も農場を持っていて、彼の農場の物も勿論あります。これこそ From seed to cup ですよね。日本でもこの言葉を使っている店が沢山ありますが、マルコが見たらどう思うでしょうか。
マルコの店の前には、高級スーパーがあります。今回初めてスーパ−を覗きましたが、あまりの人の多さに尻込みして何も買わずに出てしまいました。凄い品揃えでした。ブラジルの景気の良さを反映しているかのようなスーパーでした。
さて、美味しい時間も過ぎ、空港へタクシーで向かう途中に下のような標識が。

見えますか?アイルトン・セナと書かれています。
34歳で亡くなった有名な天才レーサーでしたが、こうやって名前を残して彼の功績を讃えていたんですね。今度はここへ行くことにします。あのときの事故はテレビで見ていましたので、今でも鮮明に甦ります。
彼は、外国人の私にとっても、どこか特別な思いがありましたので、ちょっと嬉しいと言うか、そのような感情が起こりました。
さて、そのようなことでブラジルを後にし、これからはアメリカのロースターを訪問するツアーに加わるために、シカゴ経由でボストンに向かいます。
では、皆さん、また。
posted by ハニーおやじ at 00:33| 福岡 ☁|
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